第一三共エスファ株式会社

人事担当部長メッセージ Message

患者さん目線で
薬を届けられる人と
エスファをつくりたい。

経営本部 経営管理部長
北原 賢一

SECTION 01 新メンバーに期待するのは
未来のリーダー

エスファの人材採用構想について
教えてください。

弊社はジェネリック事業進出のために第一三共によって2010年に設立された企業です。当初は第一三共からの出向者が大半を占めていました。その後、出向者の転籍、もしくは第一三共からの直接転籍者によって組織を徐々に充実。コントラクトMRの社員化も行ってきました。

近年は、他社からの転職も重視しています。今後のエスファの事業展開において、キャリア入社の方にも軸となっていただくため、優秀な方を積極採用したいと考えています。新卒採用に関しては、弊社が急速な発展の途上にあることから、今後の課題として検討しています。

キャリア採用で入社した
社員に期待することは?

現在、キャリア採用で入社した社員は、数の上では少数ですが、弊社に多大な影響を与えています。第一三共の企業文化を継承している面が大きい弊社に、他社で活躍した経験を持つ社員が今までになかった知見をもたらしてくれるのです。

実際に、転職で入社した社員がこれまでに培ってきた経験から得たノウハウや発想には、弊社をさらに前進させてくれる内容が数多くありました。そうした価値のある普遍的な実力を持った方が入社されることを期待しています。

エスファへの転職後のイメージを
教えてください。

弊社はまだまだ未完成で、新しい会社をつくっている段階です。新たにジェネリック市場に参入する際には"誰もやらないなら、やってみよう"というスローガンを掲げました。これまでの取組みの一例を挙げると、今は業界の標準となった錠剤へのレーザーによる両面印刷は、2011年に弊社が世界で初めて導入したものです。そして、そのような取組みは今も続いています。

新しいことにチャレンジする機会はまだまだたくさんあります。進取の精神に富んだ方ならその意欲を存分に発揮いただけますし、そうしたチャレンジの先頭に立とうとすれば、自ずと組織のリーダーとして成長していくことができるはずです。

エスファで働く社員には
どのようなことを期待しますか?

第一三共エスファはコンプライアンスの遵守を重視しています。仕事をするにあたっては、信頼を築き、守っていくことを意識した行動が前提になります。すべてを患者さん目線で考え、目先の業績よりも、医薬品メーカーとしての信頼性の高さを維持する意志が求められるのです。

その行動は、会社全体のイメージに大きな影響を与えることになります。入社の経緯や職域を問わず、どの社員にも第一三共エスファブランドを牽引する自覚を求めています。

SECTION 02 エスファに集まる
社会からの期待

エスファのメンバーとなることで
何を得られるでしょうか?

最大のものは、医療に貢献しているという確かな実感です。弊社はAGと付加価値ジェネリックの安定供給で、医療に幅広く貢献していこうという志を持ち、数々の壁に挑んでいます。

その最大の見返りは、医療関係者や患者さん、患者さんのご家族の方々からの感謝の言葉です。その一つひとつが、我々をまた明日に向かわせる大きな原動力になっています。

また、企業とともに個人が成長していることを実感できることも、若い弊社ならではだと思います。自分もこの成長の中心にいると思うことで、仕事の面白さを体感することができるのです。

ジェネリックメーカーとしての
特徴は?

ジェネリック医薬品には1年に2回の薬価収載があり、弊社はそのタイミングでAGを含めたジェネリックの新製品を出し続けています。半年サイクルで新製品のプロモーションを行う必要がある弊社のMRや、安全や品質を管理するスタッフたちは、日々新たな製品について学び続ける必要があります。

医療現場から求められる新製品をコンスタントに患者さんへ届けることができるのは大きな魅力であり、社会からの期待に応えていく業務には大きな充実感があります。

エスファの企業としての将来性は
いかがでしょうか?

政府はジェネリックの比率を高めるために数々の施策を打ってきました。弊社はAGを中心にこの国策に貢献し、ジェネリックの売上で業界の上位に位置するまでに成長しました。AGにおいては、売上も品目数も業界NO.1です。

弊社が先発系のジェネリックメーカーであることは大きく、多くの他社先発品メーカーが、新薬を育てることの大変さを理解した上でAGの普及に実績を出してきた弊社をパートナーに選んでくださっています。AGのラインナップ拡大については今後も数々の製品が構想されています。また医療ニーズに応えるための付加価値製品の開発も進めています。弊社はAGや付加価値ジェネリックを柱としてジェネリック業界を引き続き牽引していきたいと考えています。

SECTION 03 長く、共に働ける環境を
用意しています

「雇用」に関する魅力は
何がありますか?

弊社の雇用に関する基本的な考え方は、長期にわたって仲間として共に働いていこうというものです。人事制度の様々な面にそれが表れており、例えば社員教育は長期的な視点で行われています。昇進や昇格も、社員は年々、経験を積んで成長し続けるとの考え方に基づき、適宜行っています。また、弊社は少数精鋭の組織ゆえに、社員一人ひとりそれぞれのキャリアの段階に応じて、必要な教育を提供しています。

待遇面の規定は
どのような内容でしょうか?

第一三共グループの人事制度を踏襲している弊社は、給与報酬や福利厚生といった待遇面に関しても、第一三共グループの水準になります。時間外労働の削減や有給休暇取得の奨励、テレワーク制度、コアタイムなしのフレックスタイム制度の導入など、ワークライフバランス向上にも全社的に取り組んでいます。また、女性活躍支援などのダイバーシティ&インクルージョンについても注力しており、育児支援や性別に関係なく活躍できる風土づくりに、積極的に取り組んでいます。

社風・風土について
教えてください。

少人数の組織体制を取っている弊社では、必然的に社員一人あたりの仕事の範囲が広いという特徴を持ちます。そうした中で、社員たちはセクションを超えて連携しています。また、経営層から第一線で活躍するMRまでの距離が近く、フラットな組織です。経営幹部も若手社員たちとよく言葉を交わしています。患者さん目線で自分たちができることをどんどん実行していこうという共通の目標があるから、話が尽きないのかもしれませんね。

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